柏崎星奈 フルスクラッチフィギュア 制作記 ②
柏崎星奈製作記の続きです。前回の記事はこちらから。柏崎星奈 オリジナルフィギュア製作記 ①
脚ライン修正 後ろ髪盛り付けはじめ
右脚。太ももデコボコ・ふくらはぎがペタンコなので、後でファンド盛ろう。
左太もも上から見たとこ・ありえないラインになってるので修正しないと。
ふくらはぎももう少し滑らかにしないと。
待っている間に後ろ髪の盛り付けを開始しました。髪は最初から隙間なく埋めてしまうと、一房と一房の間の処理がやりにくくなるので間隔を空けています。今まで隙間を最初から詰めて作ってましたが、結局切り離して作業する羽目に。
前髪・顔修正
前髪を修正。顔の方もチマチマ修正してます。サイドの毛も取り付け。
似せるコツは資料をよく見るしかないと分かっているのに、うろ覚えのまま感覚で作っていくと、後々大幅な修正を余儀なくされますね。続き。
前髪の長さが不揃いだったので修正。
髪の毛の分け目を彫り込む
髪の毛がなんか違う。
シャーペンで下書きしたあと、まずデザインナイフで薄く切り込みを入れ、その後その切り込みに紙やすりを滑りこませて彫り込む。
本当は「目立てヤスリ」が欲しいのですが、低予算フィギュアなのでガマン・・・
その他はチマチマ修正中。
下着をつける感じに修正。少し寄せました。
下半身を作っていきます
下半身を作っていきます。太ももを下半身の土台とピッタリ合うようファンド盛り付け。
仕上がっているところからサフを吹くことにします。こうしないとどこがOKでどこが修正する必要があるのか区別が面倒です。
あと脚をチマチマ修正し、現状こんな感じに。
凹んでるとこにファンドを盛り、傷にファンドの削りカスを刷り込む。
削りカスはタッパーに入れとくと便利です。早くサフを吹きたい気持ちはあるのですが、ファンドフィギュアの場合はファンドで完璧な状態に近いところまで表面を作ってからサフを吹いた方が結局近道になる気がします。
髪の毛修正
髪の毛にあった隙間をファンドで埋める。やってもやらなくてもいいところもありますが、精神衛生上やります。
サイドの髪も修正。
前髪を揃え、写真左側の前髪を鋤き、右側の前髪~サイドの髪を盛りつけ。
このキャラの前髪は顔の輪郭にそって丸まっていくのではなく、空間の直線上に並ぶ感じのようです。正面から見るとそれなりになってきましたが、横から見るとまだまだ修正が必要なようです。
グレーサフ吹き
体全体にサフを吹き始めてます。現状はこんな感じです。
あと、胴体をつなげました。つなげ方は写真ないですが、つなぐ両面にまずピンバイスで少し穴を掘り針金を差し込み、角度を調整した後、ぬらしたファンドを隙間に押し込む感じでつなげます。
服シワの表現
その後、しわをつけるのですが、まずしわになる部分に細いファンドを乗せ、その後ふちをヘラで押し付けて接着する感じです。ファンドを盛り付けるときは土台と盛るファンド、両方濡らしておくのが原則です。
柏崎星奈 オリジナルフィギュア製作記 ①
柏崎星奈オリジナルフィギュア 製作記 ③
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