最近はフィギュアの設計図を描くためイラストを勉強し、少し制作が疎かになっていますが、まだ気持ちは切れていません。
ファンド(石粉粘土)でつくるフィギュアの場合、ファンドを乾燥させることで生まれる凸凹や傷を埋めるために表面をやすり掛けする表面処理という工程があります。基本的にはまず大まかに当て木をした番手の小さい紙やすりや棒やすりで凸凹をなくし、小傷を埋めるべく番手の高いもので仕上げていくのですが、困るのがどこまでやっていいか問題。
表面処理は小傷がなくなるまでやるのですが、これがなかなか難しい。というのも、小さい小傷は肉眼で発見するのが難しいからです。出来たと思ってサーフェーサーを吹いたら細かい傷だらけ、というのがお約束。
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表面処理の精度を劇的に高める魔法の道具は誰でも知っているアレ
ちょっとガッカリするかも知れませんが、小傷を発見するにはルーペと虫眼鏡を使用するのが一番です。ポイントは併用することで倍率を上げること。ルーペと虫眼鏡で倍率を上げれば、見えなかったものが見えてきます。
併用するためには眼鏡型ルーペを装着。
装着した状態で虫眼鏡で見ていきます。
一度騙されたと思って試してみてガッテン
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