ファンドフィギュアの制作に使う道具について

?ファンドでフィギュアを作るのに必要な道具を紹介します。百均で十分事足りるモノもありますが、そうでないものもあります。まずファンド(参考:ファンドについて)でフィギュアの原型を作っていくときに必ず必要になるのが

・デザイン(モデラーズ)ナイフ
・ヘラ(スパチュラ)
・造形用やすり
・耐水ペーパー
・工作マット
・筆
・ホビーノコ
・ピンバイス
・真鍮線
・ピンセット
・彫刻刀(オプション)
・瞬間接着剤

といったところでしょうか。以下、それぞれ詳しく見ていきます。

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デザイン(モデラーズ)ナイフ

フィギュア造形の必須アイテム。こればかりは百均のものではムリです。スグに切れなくなります。定番はクラフトツールシリーズ モデラーズナイフもしくはオルファ アートナイフプロです。私は前者を使っています。どのみち替刃を使うので、デザイン上好きなものでいいと思います。

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替え刃はモデラーズナイフ替刃25枚セットでOK。切れ味が悪くなったら危ないので、少しでも切れ味が悪くなったらすぐに替えるのが吉です。最低でも、作業に入る前は新しいのを付けてから。

*ちなみにこちら↓の替刃は刃が一回り小さく、使えないので、注意してください。
タミヤ クラフトツール デザインナイフ替刃 30枚セット 74074

また、同時に OLFA アートナイフプロ 曲線刃を3セットくらい揃えておくことを強くおススメします(1つにつき3枚の刃が入っています)。

特に、OLFA アートナイフプロ 曲線刃は髪の毛など細かい作業や、鎖骨と肩の間のくぼみ、へそ、背中の筋など、様々な場面で抜群の使いやすさです。

出来れば全部OLFA アートナイフプロ 曲線刃で作業をしたいのですが、経済的理由で、直線刃も併用。余裕がある人は、すべてOLFA アートナイフプロ 曲線刃で作業した方がいいと思います。

ちなみに、オルファの替刃ですが、タミヤのデザインナイフでも使えるので、ご安心を。

ファンドを盛るヘラ(スパチュラ)

こちらも必須アイテムです。百均で買ったプラ製ヘラは柔らかく、あまり役に立ちませんでした。最初の方は調色スティックで代用していましたが、強く押し付けると曲がってしまうため、後にちゃんとしたものを買い、作業しやすくなりました。

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造形用やすり

ファンドの造形は、ナイフで荒く削った後、ヤスリで整え、耐水ペーパーで仕上げるという流れなので、ヤスリも必須アイテムです。この辺りは、過去記事「ヤスリがけについて」を参考にされたし。

耐水ペーパー・スポンジヤスリ

形が整ったら、ファンドの表面を、「耐水ペーパー」と呼ばれる、サンドペーパーのようなもので滑らかにします。

耐水ペーパーというのは「水研ぎ」といって、ペーパーに少し水を付けて、表面を磨くために使います。水をつけるメリットとしては、こすったときに粉塵が舞わない、水でちょいと溶けたファンドが傷を埋めるため、滑らかに仕上がることが上げられます。かなり荒い段階でも、荒目のペーパーを使って水研ぎして、出てきたカスで小傷を埋めることで、作業の効率を上げることが可能です。本格的に使うのは、サフを吹いた後でしょうか。

耐水ペーパーはタミヤのものが使いやすいですが、ホームセンターに売っているものでもOK。100均でも余り値段が変わらないので、止めた方がいいです。とりあえず荒削り用に120番、整え用に240番、仕上げ用に400番くらいあれば間に合うと思います。(番手が大きいほど細かくなります)

ちなみに、耐水ペーパーは使いやすい大きさにカットして使います。ハサミで紙やすりを切るとすぐ刃がダメになるので、耐水ペーパーの裏をデザインナイフで切る、もしくは100均のはさみを使って小分けにします。小分けにしたものはクリップで止めたり百均のパーテションボックスなどに入れておきます。

また、曲面などは耐水ペーパーでもいいのですが、曲面に沿って磨けるスポンジヤスリを使うと効率的です。スポンジヤスリについては100均にも似たものがありますが、質はお察し。3M社製のスポンジヤスリは、明らかに質が良いので余裕がれば、3M スポンジ研磨材 5083 スーパーファインがおすすめです。

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電動歯ブラシ

回転式の電動歯ブラシの歯をペンチで引っこ抜くと、簡易電動やすり機の出来上がり。両面テープを貼り、そこに切ったスポンジやすりをくっつけると、表面処理がガリガリ進みます。

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工作マット

土をこねる時や、マスキングテープをカットする時、耐水ペーパーをカットする時などに使用するのが「工作マット」です。これがないと、机が傷だらけに。使用頻度は高いです。百均のものを使ってましたが、段々と反ってきました。使い捨てと割り切るならありですが、まともなものならこれがいいでしょう。

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ファンドに水をつけたり、ファンドの表面をならしたりと何かと使う機会のある、筆。百均の筆(5本で百円のもの)は、毛先がポロポロ抜けるので使えませんでした。一本百円の筆は、わりかし使えます。

ホビーノコ

フィギュアは全体のバランスを見ながら作っていくので、全身つなげた状態で制作してきますが、どこかで必ず切断する必要が出てきます(奥まったところや髪房の造形・ヤスリがけ)。

この時、フィギュアの切断に使うのがホビーノコ。デザインナイフでまずあたりをつけ、その後、ホビーノコで切断するという流れです。デザインナイフの刃の替刃という形で販売しているので、見つけたら初めから買っておいた方がよいです。

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また、刃をいちいち付け替えるのが面倒ですが、デザインナイフに、オルファ・ホビーノコの替刃をつけることも可能です(タミヤ製でも可)。↓ 

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オルファ(OLFA)
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↑3枚セットです。広刃と細刃がありますが、細刃でも充分機能します。ただ刃は消耗品。アマゾンではまとめ買い対象なので、なにかのついでに買い置きしておくと良いです。

切るときの注意ですが、切る前に、切断面をまたぐように、印をつけます。シャーペンなどでもいいのですが、やすりがけをすると消えてしまうので、デザインナイフなどで、軽く掘っておくほうが確実です。切った後は、ファンドで断面を整え、耐水ペーパーでキレイにした後、ピンバイスで穴を開け、ハリガネでつぎます。このあたりの処理をキチンとやりたい人には「かわいい女の子フィギュアを作ろう!動きのあるポーズ編」をおすすめします。

ピンバイス(穴あけ用ミニドライバー)+ドリルセット

前述の通り、フィギュアは奥まっているところの処理などで、どうしてもパーツを分割する必要があります。パーツは全て最終的にくっつけるのですが、分割部分はハリガネなどで繋がるようにしています。この針金を差し込む穴あけに用いるのがピンバイス。本体だけのものと、ドリルセット付きのものがありますが、ドリル付属のピンバイスがおすすめです。

ピンバイスですが、モノによっては直径1㎜までのドリルのみ使用可能のモノも販売されているため、注意してください。

ハリガネ

パーツ同士の接合は位置を決めるという意味で、針金で繋ぐようにしてます。ただ巻で売ってるハリガネは曲がっているので使いにくいので直線のものを使ったほうがいいです。太さはお好みで。ピンバイスのドリルと合ったものが良いでしょう。

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ウェーブ(Wave)
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写真 2014-08-15 15 51 08-225x300.jpg

ニッパーがない人は、併せて用意しましょう。

ピンセット

細かいところを磨くときに、紙やすりを挟んだり細かいパーツを瞬間接着剤でくっつけるときに使ったり、何かと便利な必須アイテム。百均ので十分かと思われましたが、百均のは先端が曲がってしまい、上手くつまめないという事案が発生。ちゃんとしたものを買った方がいいと思います。

彫刻刀

百均の彫刻刀はダメですね。切れ味が悪くて余計な力が入り、危ないです。彫刻刀は「丸タイプ」がひとつあると、鎖骨や手、首、耳などの造形が捗るでしょう。

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瞬間接着剤

パーツ同士を瞬間接着剤で付けるときに使用。パーツが折れたときのリカバリーにも使う必需品です。

瞬間接着剤には粘度がなく速攻でくっつくサラサラタイプとゼリータイプの2種類がありますが、ファンドフィギュアなら粘土のあるゼリータイプの接着剤がお勧め。サラサラタイプはファンドに吸収されてしまいます。

くっつきにくいときは、少し接合面を、水で濡らすとくっつきやすくなりますが、促進剤が超便利。

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↑ボトルは小さいですが、これで十分。使い方は、片方の面にこれを塗って乾かし、もう片方の面に瞬間接着剤をつけて合体させます。使いだしてからは超便利で必需品になりました。

瞬間接着剤ですが、蓋が閉まらなくなったときは、ノズルの先端をハサミで切って短くすると、閉まるようになります。出なくなった時も同様。出ないからといって、ぎゅっと押すのはやめましょう。飛び出ると危険です。先端を切れば、出ます。出なければ諦めて新しいものを買いましょう。瞬間接着剤は本当に強力なので、取り扱いには充分ご注意。指がくっついてしまったら、無理に剥がそうとせず、40度くらいのお湯につけて、ゆっくりほぐすと良いです。

衛生アイテム

ファンドを削ると細かい粉が舞うため、マスク、防塵メガネはあった方が良いです。

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ケガ対策

デザインナイフを使って作業するときは、必ずと消毒液と絆創膏を手元に用意して作業します。どんなに注意していても絶対に指を切ります。私も何度も切っています。

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保護手袋を使うのも1つの手です。ただ、傷がマシになるというだけで、全く無傷という訳にはなりませんので慢心することなく作業されたし。

2017.1.8 追記

道具の整理術

フィギュア作りの道具ですが、買い足していくとどんどん増えていき、収納がいい加減になりがち。私もかなり散らかしている状態だったので、道具の整理術を考えてみました。

結論から言うと、道具を「造形」「研ぎ」「塗装」という3つに分けて整理。

フィギュア作りの大まかな工程ごとに道具をまとめることで、若干ではありますが、効率的に作業できるということで。それぞれ3つのカゴ(100均のもの)を用意して道具を分けています。

具体的に「造形」にはデザインナイフ、替刃、ヘラ、ピンバイスなど、「研ぎ」には耐水ペーパー、スポンジヤスリを番手ごとにクリップで小分けにしたもの、「塗装」にはキャップオープナーや塗装皿、エアブラシメンテナンス用品など。使う頻度が少ないものはもう1セットダンボールを用意して収納し、クローゼットに収納しています。おすすめです。

あと残るのが溜まっていく塗料。これはまだ未解決です。

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